コエンドロ

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 最近何かと話題のパクチー、我が家でも一寸茂って
まいりました。 インスタントのフォーなんぞに添えれば
なかなかエスニックであります。

 とは言え、初めて食べた時の衝撃は中々のもので
ありました。 もう三十年近く昔の事ではありますが
しばしば中国に仕事で行く機会がありまして、朝昼晩と
彼の地の人と同じ物を戴いておったのですが、好き嫌い
ナンテ無いやい、と、信じていたアタシが、ゴメンナサイと
きつかったのが、八角とこのパクチーでありました。

 中国では香りの草と書いて『しゃんつぁい』と呼ばれて
おりましたが、和名ではコエンドロ、今はコリアンダーの
方が通りが良いようであります。

 原産は東ヨーロッパ。 名前の多様さは、それだけ
広い地域で愛されてきた証でありましょう。

 アタシも、いつの間にやら好きなものの一つに数える
ようになりましたが、つまりこれも、『馬には乗ってみよ
人には添うてみよパクチーは食べてみよ』と、謂う教訓
であるなと感じるのであります。つまり、なんでも経験して
みないと実際の処は判らないもんだと。

 しかし、八角に関しては、実は今もチョット、いや、かなり
にがてかも、と、思うのでした。
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タンゴだって?

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 いやぁ~暑いっすねぇ  今日は何の日かって云うと、旧暦では
端午なんだそうであります。  マジでか! とは思いつつ、確かに
こんだけ暑いと菖蒲湯なんか入って気持ち好いかもしんないっすな。

 う~ん、五月の節句はすっかり夏、なんであります。 だって、旧暦
だと、初夏は四月ってことだそうですから。 なんかもう、色々ずれてて
訳判んないっす。

 てなわけで、毎年、梅雨寒がアルかも、なんて出してあるストーブ
とうとう片しました。 だって見てると暑いんだもん。 しかし、今年に
限って梅雨寒あったらどうしましょう。なんて一寸ビクビクしちゃうなア
と、思うのでした。

五月でアリマス。

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  えにしだの 黄にむせびたる 五月かな   万太郎

 うかうかと日を過ごして、ふと気づけば1年もはや3分の1を
過ぎました。 暦の上ではすでに夏。 日中は半袖が気持ち
良かったりします。 で、陽気が好いとついついお出かけしたく
なって、

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 こんなところや、

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 こんなところにふらふらと出没したりしております。いやはや
何ともこの時期、どこへ行っても気持ちがようございますな。

 その、なんと云うか、目に映る何もかも色鮮やかな気がする
のであります。 年のせいか何なのか目のピントも少々甘くなって
見たくないものはうまい具合に見えなくなってるんすかね。

 実に世の中美しいのであります。 が、しかし、背中の方から
じわじわ気配、感じてるんすよね~。 まあもう一寸、と、そのままに
しているストーブやコタツ、そろそろかたさないとな~、扇風機
出せないし。

 あ、ひょっとしてそれがめんどくさいから、家に居ないように
してるのか?と、思うのでした。

なんでやねん

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 この白いリボンに赤いベロが付いているのは、ブライドルテープ
と云って、主に、アップライトピアノに使われていて、絃を叩いた
ハンマーを速やかに元の位置に戻す役割があります。

 先日、初めての依頼のあったとある施設のピアノで、このパーツが
半分近く交換されているピアノにあたりました。 同業の方なら、「ああ」
と、思い当たるわけでありますが、そうです、ネズミが入ったピアノで
あります。

 フムフムと、作業を進めて、棚板の点検と掃除の為、鍵盤を外しますと…

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 ありゃま!巣が残ってるじゃん! て事は、ブライドルテープの修理した人
付けるだけ付けて、掃除しなかったんだ! と、頭の中いっぱいに?マークを
浮かべながら、マジマジとネズミの巣を見てて思ったのでありますが、いや~
見れば見るほど佳く出来ているのであります。 何がって? 巣がですよ。

 職業的にはネズミに喰われるなんて、困ったことなのではありますが、わざわざ
柔らかい素材を集めて子ネズミの居心地が良いようにホントに気を使って作ってる
んすよね~。なんかもうジワっと来ちゃいますですはい。まぁ片付けちゃうんです
けどね当然。

 それはそうと、なんで前の人は片付けなかったんだろう?ひょっとしてまだ
子ネズミが居たとか?何はともあれ謎だなア、と、思うのでした。

ホワイトデー

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 イースターではありません、ホワイトデーでアリマス。 
先月のヴァレンタインデーに続いて、すっかり定着したんですかね
なんか、街でポスターなんか見ても、「ふ~ん」って感じです。

 慣れちゃうもんだなぁ、あんなに違和感あった恵方巻も「そっか、
そんな季節か」とか思っちゃうし。 そもそも人ってのは、新しいルール
とかマナーとか作ったり守ったりするのが好きなんすかね。
 やってみると一応の達成感みたいなものもありますし、まだやらない人や
やれない人なんか見ると、ちっちゃな優越感みたいなものを感じたりするし。

 ちっちゃな優越感っていえば『アマミノクロウサギ』ってご存知ですか?
アタシ、以前テレビかなんかで『奄美の 黒兎』じゃなくて、『奄美 野黒兎』
が正しいって知った記憶があって、ちょっと(フフ~ン♪)って、鼻高かったん
ですが、今回これ書くにあたって改めて辞書引いてみたら何とビックリ
『奄美の黒兎』って出てたんすよ。 なんかもう『キャッと叫んでロクロッ首になる』
(by吉行淳之介)って感じであります。 まぁ確かに、『奄美 野黒兎』って、なんで
そこで切る?な違和感があるんすが、そこがまた良かったんすけどね。 例えて
言うなら『キリマンジャロ』が『キリマ ンジャロ』みたいで。

 なんつ~か、多少の違和感もヤッパリ『慣れ』なのかなぁ、慣れることは大事な事
ではありますが、意外と大きな事にも人間慣れちゃうもんで、疑ってみたり、立ち止まって
見る事は存外大切な事なのかもしれないっすね~。後ろから『優柔不断!』って
怒られちゃうんでしょうけどね、と、思うのでした。