富田ピアノの日記
千葉県で開業しているピアノ調律師の日記であります。
戦中戦後 紙芝居集成

昔、『紙芝居』 と云う物が有って… なんて書くと、
えらく古く感じますが やっぱり古いか。
あたしが最後に見たのはいつ頃かなア、多分、小学校の
三年生位ではないでしょうか… 船橋の公民館が、まだ古い
建物で、その裏の墓地の隣が、鉄棒と滑り台が有る程度の
小さな公園になっておりました。
そこへ、自転車の後ろに大きな木の箱を積んだおじいさんが来て
水飴なんかを売った後、おもむろに紙芝居を見せてくれ
ましたっけ・・・
途中、クイズじゃ無いな、『なぞなぞ』なんぞ挟んで正解者には、
ウサギの形のソースせんべいをくれました。
2〜3回は見たかなア あ、その後、隣町の公園でも一回
見ました、でもその時は別のオジサンだった様な…
そうそう、『じゃんけん』の事、『チッケ』って言ってたな。
この本を見ると、そんなことを思い出します。
残念ながら、その頃見たのがどんなお話だったかは覚えていない
のですが、あのころの雰囲気が匂ってくるようです。
子供の世界は、大人が作った世界の反映ですから、
良きにつけ悪しきにつけ、あの当時の世の中が見えて来ます。
はてさて、数十年後の大人たちは、今の世の中を、
どんな思いで振り返るのでしょうか。
想像すると、冷や汗かいちゃうなア、
と、思うのでした。
流れ星

ふるさとも もの傾きて 流れ星 草田男
オリオン座流星群が来ていると云う事で、夜空を見上げる方も
多いことでしょう。
なんでも、ハレー彗星の置き土産だそうで、考えてみると
なんとも壮大な話であります。
流れ星がいっぱいなら、叶う願いもいっぱいなんでしょうか?
そう思うと、欲張りなあたしとすれば、お願いしない訳にはいかない。
ところで、なんで流れ星は願いを叶えてくれるんでしょう
昔の人は、夜、ってのは大きなカーテンの様な物と考えたそうで、
その向こうには『神様の国』があるって思ったと、 それで、月や星は
そのカーテンにあいた、言わば、『天の穴』って訳ですな。
で、トキタマ、神様が、「下界の様子はドウジャロナ」 っと、
カーテンの隙間から御覗きになる(なんて日本語だ…)と、
この隙間が流れ星に見えるわけです。
で、この天に開いた隙間に願い事をすると、神様に届き易くなるッテエ
寸法な訳であります。
いや、マァ 本当かどうか知りませんが、あたしの好きな説です。
トコロデ、上の写真ですが、あたしのケータイでは到底流れ星なんか
写りません。 そこで、暗い場所から明るい隣の部屋のドアをちょいと開けて
撮りました。 なかなか良い出来でしょ?
ただ問題は、この扉の向こうには、『神様の国』ではなく、ただの
『チラカッタ部屋』が在るばかりなのであります。
本物の壮大さに比べると何とも情けない話だなア、と、思うのでした。
てのごひ

調律に御伺いさせて戴いたお客様はご存じでしょうが
あたし、作業中は、エプロン姿に、頭に手拭いを被っているのであります。
偶に、お子さん達にエプロンを笑われたり致しますが、一応
理由が有りますので、着けない訳にはいかないのであります。
エプロンは不用意にピアノに傷を付けない為。
手拭いは、せっかく掃除したピアノに髪の毛等、落とさぬ為。
以前は調律中、腕が屋根板の蝶番にあたるので、錆よけの為
『腕貫き』も着けていたのですが、今は、大きめの『ネル布』を
あてております。 作業中、工具を直接ピアノに置かない為でも
あるのですが。
ソレハサテオキ、数年前まで、頭にタオルだったのですが、
手拭いに変えて気付いたのは、着け心地がタオルに比べて、
格段に軽いのと、当然ながら乾きが早いって事ですな。
それに、柄も色々有って、これも楽しい。
あ〜、後、下駄の鼻緒の切れたご婦人に、こう、ピーっと
手拭いを裂いて・・・って、今時それは無いなア、と、
思うのでした。
台風が来る

いや〜、台風、上陸しそうですねェ。
しかも、随分勢力が有りそうで、こう云う時は、どんな準備を
するんでしたっけ。
子供の頃は、よく停電したもんで、ロウソク、とか、懐中電灯
なんかは必需品だったような…
あと、家ではした記憶は無いのですが、雨戸を板で打ち付ける、
なんてのも、マンガやドラマやコントなんかで見た様な…
…ホントにしたんですかねぇ〜
ああそうそう、昔住んでいた所は海抜が低くて、よく整備されて
なかったから、チョットした事でよく水が出たんですよね。
御多分に洩れず、考えの足りない子供でしたので (今でもあまり、
進歩が無いかな…) 膝位まで冠水した道を
ジャブジャブ蹴立てて歩いておりました。
今考えると、当時は下水も完備していなかったのですから
なんとも不潔な話であります。 しかも、聞く処によると、
水圧やらなんやらの影響で、マンホールの蓋がずれたり外れたり
することも有る様で・・いや〜落込まなくて良かった。
まぁ兎も角、冗談抜きに今回随分警戒が必要なようですから、
今後の情報には注意をしなけりゃいけませんな。
あたしも取り敢えず、ベランダに有る飛ばされそうな物、
片付けなくっちゃね、と、思うのでした。





