CHINA FANTASY

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    寒い日

 晋の大康二年の冬は
 ひどい寒さであった

 南州の人が
 二羽の白い鶴が橋の下で話すのを見た

 「今年の寒さは
  堯が亡くなった年の
  寒さにも負けないな」
 「うむ」

 そして二羽の鶴は飛び立っていった
                『異苑』より

 ・・・おもしろい…でしょ?

 てな話がコマわりされた絵で (あえて漫画とは書きません)
描かれているのがこの本であります。

 タイトルの通り、中国の、不思議な話をその不思議なまま
淡々と並べてあります。

 いや、これが何とも面白い、中途半端な様で、でもこれ以上付け足すと
この不思議な落ち着きの無い安心感が壊れてしまう様な・・・

 勿論原典の『探神記』や、『聊斎志異』は面白いのですが
よくもまあ、あの雰囲気が画に描けるなアと、眺め入ってしまうので
あります。

 そして、またそれらの原典を読みたくなってしまうのであります。
 ・・・あ、もちろん日本語訳ですけど…

 するってえと、必然的に、似た様な本を読みたくなって、
面白がるだけの、身にならない読書が延々と続くのであります。

 何の役にも立ちませんが、そうやって本を読んでいくと、
『あ~、あたしの興味ってどうも此の辺りに在るのかな~』っと、
朧げながら浮かんで来ます。

 「ダカラナンダヨ」っと言われちゃったらそれまでですけど、
と、思うのでした。
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酉の日

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   若夫婦  出してやりけり  酉の市    虚子

 昨日は、襖の張り替えなんぞをして日を過ごしました、
今日は酉の日、鷲神社(おおとりじんじゃ)では、酉の市ですな。

 残念ながら、熊手は買った事無いのですが、テレビなどでこの
話題を目にすると、なんとなく、せわしく年の瀬に入った様な気がします。

 数えれば11月も後僅か、朝晩もめっきり冷え込む様になりました。
そのかわり、晴れた日は、空が高いです、夜の町並みの家々の灯りも
外の寒さとは対照的に明るく、暖かく見えます。

 ちなみに今日は二の酉、 三の酉まで有る年は火事が多いと聞きます。
とは言え、空気も乾燥する時期であります。
「火のよ~じん、火のまわり~」の呼び声は聞こえませんが、
なにはともあれ火の用心、と、思うのでした。

ヤマハのサイレントアンサンブルピアノをお持ちの方へ

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 新聞に載っていたので、取り急ぎお知らせいたします。

 製造番号6095681~6264935、2004年10月~2009年9月まで
に販売されたヤマハのサイレントアンサンブルピアノをお持ちの方

 弱音ペダルの機構に不具合のある可能性があり、発火、発煙の可能性が
あります。

 電源プラグを抜いて、販売店、あるいは下記フリーダイヤルへお問い合わせください。
   ヤマハサイレントアンサンブルピアノフリーダイヤル
   0120-286-808

 とりいそぎ、お知らせでした。

太陽暦

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 あ~もう11月だよな~ 今年も後僅かだ~
と、カレンダーを眺めてると、昨日は『太陽暦採用記念日』と、ありました。

 なるほど、昔は陰暦(正しくは『太陰太陽暦』であります)だったわけですから、
切り替わりの時が有ったんですよね、と、調べてみると、う~ん、西暦で言うと1873年
の事だったんですね。 
『いや~ロッパ君 明治だよ』ですから元年が1868年、テコトハ、
明治6年の事ですな。 あたしが卒業した小学校が出来たのが、
確か明治5年、その年に太陽暦に変えることを決めて、その年の12月3日が
明治6年1月1日になった訳ですな。

 ・・・この辺、旧暦と新暦がごっちゃになって表記されてる様で、
なんだかワケガワカラナイ・・・。

 まァ、あたしの頭が鈍いからかも知れないけど、当時の人も
ずいぶん混乱したんだろうな~。

 それだけでも、『メイジエボリューション』てのは、凄かったんだな~
いや、ひょっとしたら、『過去形』 じゃあ無いのかも知れないなア、
と、思うのでした。

戦中戦後 紙芝居集成

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 昔、『紙芝居』 と云う物が有って… なんて書くと、
えらく古く感じますが やっぱり古いか。

 あたしが最後に見たのはいつ頃かなア、多分、小学校の
三年生位ではないでしょうか… 船橋の公民館が、まだ古い
建物で、その裏の墓地の隣が、鉄棒と滑り台が有る程度の
小さな公園になっておりました。 

 そこへ、自転車の後ろに大きな木の箱を積んだおじいさんが来て
水飴なんかを売った後、おもむろに紙芝居を見せてくれ
ましたっけ・・・

 途中、クイズじゃ無いな、『なぞなぞ』なんぞ挟んで正解者には、
ウサギの形のソースせんべいをくれました。

 2~3回は見たかなア あ、その後、隣町の公園でも一回
見ました、でもその時は別のオジサンだった様な…

 そうそう、『じゃんけん』の事、『チッケ』って言ってたな。

 この本を見ると、そんなことを思い出します。

 残念ながら、その頃見たのがどんなお話だったかは覚えていない
のですが、あのころの雰囲気が匂ってくるようです。

 子供の世界は、大人が作った世界の反映ですから、
良きにつけ悪しきにつけ、あの当時の世の中が見えて来ます。

 はてさて、数十年後の大人たちは、今の世の中を、
どんな思いで振り返るのでしょうか。

 想像すると、冷や汗かいちゃうなア、
と、思うのでした。