彼岸明け

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 暑さ寒さも云々の通り、彼岸明けの今日は何とも頼りなくうすら
寒いお天気で有ります。 勝手なもので、暑さが堪える頃はあんなに
待ち望んでいたのでありますが、いざこうなってみるとあの日差しが
懐かしい。

 ともあれ秋本番で有ります。スポーツとか芸術とか色々頭に付きま
すが、やっぱり食欲でしょうか、と、先日我ながら何を勘違いしたのか
「ピザ」食べながらDVD観るぞ~、と勢い込んで買ったのでありますが
これが意外と食べられないもんで有ります。 以前はもっと行けたのに
・・・なんて思いながら翌日、「冷めたピザでもチンすれば美味しいよ」
なんて、何処かの総理大臣みたいな事を言いながら、一抹の侘しさと共
に食べたのでありました。

 こりゃあれだな、ちょっと趣は違うけれど「感傷の秋」ってやつだな
と、思うのでした。
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パパと怒り鬼

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 信田さよ子さんのブログで紹介されていたので読んでみました。
『パパと怒り鬼 ―話してごらん、誰かに―』

 殴るお父さんの子供「ボイ」のおはなしです。大きく優しい「パパ」、
その「パパ」の向こうの地下室からいつ、何のきっかけで出て来るのか
判らない「怒り鬼」そして部屋のすみで椅子に化けてしまう「ママ」
 読んでいるあたしも息苦しくなるような出口の無い「しあわせ家族」
「ボイ」が何もかも打ちあけた「白い犬」に促されて書いた切なく
やるせない手紙・・・

 今この時にも小さな手を痛くなるほどにぎりしめている数え切れない
「ボイ」の事を思うと居ても立っても居られない気がします。 だから
あたしは「王さま」では無いけれど、「赤いジャケットを着た、おとなり
の女のひと」か、「白い犬」にならなれるかも、それも無理ならせめて
「茂みのスズメ」にはならなくちゃと決意するのでした。

 ところで、今日は「十五夜」 「中秋」で有ります。

 他所の子供が気楽に縁側のお団子盗みに来れる程、家族はユルユルで
アケッピロゲが良いのかも、と、思うのでした。


 

 
 

千葉市美術館

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 先日ひょんな事でチケットを入手いたしまして行ってまいりました
『浅川伯教・巧(あさかわのりよし・たくみ)兄弟の心と眼』展。

 植民地時代に朝鮮半島に住み、朝鮮の陶磁器や工芸品の研究に一生を
費やした兄弟に纏わる資料の美術展で有ります。

 正直あたし、陶磁器って物にあまり興味が有りませんで、今回の展示品
も、どちらかと言えば工芸品を見に、って感じが強かったのですが、いや、
行って良かった、陶器の肌って物がその形や質感に於いてこんなに魅力的
とは思ってもみませんでした。

 勿論ガラスケースの中で有りますから、触れるわけではありません、
しかし、なんとかもう一寸近くで観たい、出来る事なら触りたい、って
思いは同じで、おでこと思しき辺りのガラス面が随分汚れておりました。
チョットゲンナリ…

 しかし何と云うか茶碗の持ち易そうな事、あたし勿論茶道にも暗いで
すから、これで御茶を戴くなんて想像もできません(何威張ってんだか)、
やっぱり白いご飯でしょう! キュウリの糠漬けなんぞでお茶漬けなん
てのも良いっすな。暫し頭の中で左手にツンモリご飯をヨソッタお茶碗
の重みを感じてうっとりしてしまいました。

 しかしまあ、これも当たり前の事、ナンタッテ元はと言えばみんな使う
為に作られたもんなんですから、そりゃ職人は使いやすく作るでしょう、
そうじゃなきゃ売れませんもんね。

 だから、これらの研究が後の『民藝』運動に繋がるのは当然でありま
すな。しかし、『民藝』運動が、朝鮮半島の民具から興ったとは、知り
ませんでした。まったく…恥ずかしい…

 それは兎も角4,697歩、歩数は少なめですが新しく好きな物が出来て
今回の散歩も楽しかったっす。そうそう、この「千葉市美術館」1・2階
の(さや堂)ホールが「旧川崎銀行千葉支店」の古い建物をそのまま保存
してありまして、それだけでも結構な見物であります。

 ホントまだまだ身近にも楽しいモノがいっぱい在るなア、と、思う
のでした。

二百十日

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  曇るまま 二百十日を 忘じけり   青峰
 
 早くも八月が終わりまして今日から九月、防災記念日であり、二百十日
でもあります。

 八月はプライベートでバタバタしまして、なんだかあっという間に過ぎ
た様な気がします。それに、ここ数年に比べれば暑さもまあそこそこで、
「うひゃ~、夏!」てのも薄かったす。(贅沢だねど~も)

 まあ、兎に角、コレカラだんだん秋になって行くんですな。気をつけて
見れば、多分其処此処にそれは忍び寄って来てるんでしょう。 残念ながら
ボンクラのあたしにはまだ見つけられませんが・・・。

 暫くは、「お、こりゃ夏だ」とか、「あ~もう秋だね~」ってな気分を
行ったり来たりするんだろうな、季節の変わり目は、特に夏の終わりは
なんとなく寂しい様な、ホッとする様な、不思議に楽しい日々であります。

 小学生の頃はこの時期、宿題やって無くて叱られるな~っとびくびくする
だけの日々だった様な…(じゃぁ、ちゃんとやれよ)

 う~、今はもうドリルとかは無いですが、この先、毎日ちゃんと過ごすっ
てのが、云ってみれば未来のあたしからの宿題なのかなア、と、思うのでした。